セリコ隕石
 (Sericho meteorite)




| 分類 | パラサイト 石鉄隕石 | 
|---|---|
| 落下地 | ケニア セリコ | 
| 落下年代 | 1万年前 | 
| 発見日 | 2016年 | 
| 回収量 | 2850Kg | 
| 寸法 | 幅100㎜ 奥行92㎜ | 
| 重さ | 1204g | 
| 説明 | ★美しいインディビジュアル標本 表面の鉄からペリドットが抜け落ち、得も言われぬ形状をしています。 2016年に2人の兄弟がラクダを探していた際に、ケニアのハバスウェイン村の西、セリコの南で大きくて密度の高い石を発見しました。この地域には岩石ががないため兄弟はそれが隕石だと思い、数週間かけてエンジン式ホイストで全ての岩をハバスウェインの自宅に運びました。 2016年に隕石として認められましたが、この岩石はラクダ飼いの間では有名で数十年前から知られていましたが、誰も気にも留めず放置されていました。 2017年1月初旬、隕石ハンター(マイケル・ファーマー氏)が現地を訪れ兄弟の家を訪ねると1tにも及ぶセリコ隕石が積み上げられており驚いた話しを聞かせてくれました。 カンラン石は大部分が丸みを帯びており、酸化の進んだオレンジ色が多いです。 セリコ隕石は錆びやすい事で有名ですが、この個体は非常に安定しており錆による浸食は殆どなく、鉄とペリドットのコントラストが見事な逸品です。 | 
 2024年4月6日